はじめに
家づくりを始めたのは40代に入ってからでした。
その頃はまだ子どももおらず、妊娠の予定もなくて、「この先どうなるのかな?」と未来を想像しきれないままのスタート。
教育資金や老後の生活に不安を感じつつも、「せっかく建てるなら明るくて心地よい家にしたい」と思い、間取りをあれこれ悩みました。
その中で最後まで迷ったのが 「リビングを1階にするか、2階にするか」。
モデルハウスを見に行くと「日当たりがいいですよ」とすすめられる一方で、ネットを見ると「老後は大変」「荷物が不便」とネガティブな意見も多くて…。
結局、私たちが選んだのは 2階リビング。
そして暮らし始めて3年。
今は2歳の娘と一緒に過ごしていて、「子育てと相性がいいな」と思う瞬間がたくさんあります。
ただ、もちろん「ここはちょっと大変…」と感じる場面も。
この記事では、私が 2階リビング歴3年のリアルなメリット・デメリットを子育てママ目線でお伝えします。
これから家づくりを考える方のヒントになれば嬉しいです。
2階リビングでよかったこと(メリット)
☀️ 日当たりがよく、家族の時間が明るい
2階リビングにして一番よかったのは、なんといっても 光がたっぷり入ることです。
朝は窓から太陽の光が差し込んで、自然と気持ちが前向きに。
洗濯物もよく乾くし、リビングが明るいだけで娘も元気に遊んでくれる気がします。
「家族が集まる場所が明るい」というのは、思っていた以上に暮らしに影響してくれるものでした。
🪟 プライバシーが守られる
道路に面した1階リビングだと、どうしても人の視線が気になりがち。
でも2階なら外からの視線を気にせず、カーテンを開けてのびのび過ごせます。
子どもが窓際で遊んでいても安心だし、外から丸見えじゃない暮らしはストレスが少ないと感じています。
👶 子育てとの相性がいい
子どものお昼寝の時は、下の階に寝室があるのでリビングでテレビをつけても安心。
生活音と分けられることで、娘の眠りを妨げないのは助かっています。
また、階段を上ってリビングに来る形なので、自然と「家族が集まる場所」になりやすいのもポイント。
子どもが小さいうちは特に、リビングで過ごす時間が多いから、これは大きなメリットだと感じています。
2階リビングで大変だと感じること(デメリット)
📦 買い物や荷物運びが大変
2階リビングで一番大変なのは、やっぱり 荷物を運ぶときです。
買い物袋を両手に持って階段を上がるのはなかなかの重労働。
子どもを抱っこしているときなんて、もう一往復しないと無理なこともあります。
「便利さ」よりも「明るさ」を優先したから仕方ないけれど、毎日のことなので小さな負担として積み重なります。
🌞 夏の暑さ問題
2階リビングは日当たりが良いぶん、夏場はどうしても暑くなりやすいです。
エアコンをつけていても熱気がこもって、光が強い日には遮光カーテンが必須。
光を取り入れる工夫と、遮る工夫の両方が必要で、「快適にするための工夫代」がかかるのはちょっとデメリットだなと感じています。
🪜 階段の上り下りが避けられない
階段を上がること自体は「いい運動」ではあるけれど、体調が悪いときや、子どもを抱えているときはやっぱり大変。
「老後も大丈夫かな?」という不安がちらつくのも正直な気持ちです。
特に子どもが小さいうちは転倒のリスクもあるので、階段ゲートなど安全対策が欠かせません。
まとめ
2階リビングに暮らして3年。
子育て中の今は、光がたっぷり入る明るいリビングで、家族の時間を楽しく過ごせるのがとても気に入っています。
外からの視線を気にせずに過ごせる安心感や、子どもがお昼寝しやすい環境は、想像以上に大きなメリットでした。
一方で、荷物運びや夏の暑さ、階段の上り下りなど、暮らしの中で「ちょっと大変」と感じる場面もあります。
それでも工夫を重ねながら、今のライフスタイルに合わせて心地よい暮らしを整えていくことが大切だと実感しています。
これから家づくりを考える方には、「明るさやプライバシーを優先したいのか」「老後の安心感を優先したいのか」など、自分たちの暮らし方をイメージして選ぶことをおすすめします。
あなたやご家族にとって、心地よく過ごせる空間が見つかりますように。
🌱 はじめましてのご挨拶
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
私は40代で家を建て、今は3歳の娘と夫と3人で暮らしています。
訪問看護師として働きながら、家族との時間や暮らしを大切にしたいと思い、この「さと暮らし」のブログを始めました。
これからは、
- 家づくりを振り返って感じたこと
- 子育てのリアルな日常
- 仕事と暮らしのバランスの工夫
そんな日々を綴っていきたいと思います。
誰かの「分かる!」につながったり、ちょっと心が軽くなるきっかけになったら嬉しいです。
どうぞこれからよろしくお願いします🌿